AKB48グループが自滅していく!!

AKB48Gが自滅していく!! その③

原因は、驚くほど未熟な「事業経営力」です。

 

輝きを失ったアイドル達!!

 

AKB48グループのメンバー達がどんどん輝きを失っているようです。

劇場公演、握手会、テレビ番組収録等ルーティンワークを無難にこなしているだけで、見ている側には「わくわく感」がありません。どうしたんでしょうか。

何のために、誰のためにアイドル活動をしているのか、わからなくなっているように見えます。一度原点に返ってみましょう。

アイドル活動は「ファンの応援」なくして成立しません。ファンの応援あってアイドルは輝き、輝くアイドルを見てファンが増える。それでは、最初にファンは応援するアイドルをどう決めるのでしょうか。

アイドルファンは様々ですが、大別して二つ。

 

一つ目は「仮想恋愛」目的のファン。

主に「容姿」、「ふるまい」が自分の好みに合う人を推します。このタイプのファンは、自分のためにアイドルを応援するので、冷めやすく、長続きしません。

 

 

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二つ目は、「パトロネージュ」目的のファン。相手の成長、飛躍を自分の喜びとする無償に近い「支援者」です。一般的には「パトロン」と呼ばれますが、良い意味で使われないこともあるので、ここでは「無償の支援者」と呼びます。

「無償の支援者」は、アイドルの言動、生きざまなどが自らの琴線(心の奥底の真情)に触れたとき、感動、共感し、それが支援のきっかけとなります。

「無償の支援者」の「琴線に触れる」とは概ね次のようだと考えられます。

困難な目標に向かって「120%」の努力を続けている人。

 

簡単に書きましたが、これはとてつもなく大変なことです。120%とは、死に物狂いということです。しかも、続けているんです。半端な気持ちではできません。

但し、これは、質やレベルの高低は関係ありません。歌やダンスが上手い下手ではなく、ぶれずに必死に努力している姿、プロセスが感動、共感を生みます。

 

「無償の支援者」は、がんばっている自らの姿と重ね合わせたり、自らが出来ないことを実践しているアイドルの真摯な姿に感動し、共感します。ここがとても重要です。

よく、自分が推しているメンバーのライバルを中傷誹謗しているファンがいますが、言語道断です。とても見苦しいです。どうかファンをやめてください。

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話を戻します。輝かないアイドルとは、

①目標を見失い、惰性で活動している人   

→やめ時を探っている、やめるのも不安

②目標は持っているが、80%の努力を最大と思っている人→努力不足なのに不満、不遇感を強く持つ

③自分勝手な言動を、個性と勘違いしている人

→「塩対応」はただの我儘

④顔、スタイルに過剰な自信を持っている人 

→推し変されやすい、「無償の支援者」の関心外

 

それでは、輝くためにはどうすれば良いのか。アイドルの魅力とは・・・・・。

 

アイドル魅力度=アイドル力×人間力×ドラマ性

■アイドル力=好意・好感醸成

容姿、パフォーマンススキル、表情・しぐさの可愛げ、 ファンサービス力

人間力  =共感・信頼感醸成

向上心、努力する姿勢・行動、誠実、忍耐心、闘争心

■ドラマ性 =感動、支援欲求の高揚

特異な経験・生きざま、強い信念・主張、引かない程度の不幸、不遇感

 

 

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トップアイドルの共通項は、

人間力」が高く、「ドラマ性」が顕著なことと、

支援欲求の強い、多数の「無償の支援者」に支えられてい

ることです。

 

指原さんと渡辺麻友さんが典型です。その他にもAKBの岡田奈々さん、向井地さん、SKEの須田さん、HKTの兒玉さんが該当します。

宮脇咲良さんは人間力とドラマ性が表に出ないので感動と共感のボルテージが上がらず、「無償の支援者」の支援欲求が高まらないのが2016年総選挙での足踏みにつながっています。1位を狙うのであれば、早急な軌道修正が必要です。

 

一人のアイドルには、「仮想恋愛」目的のファンと「無償の支援者」が並存していますが、大切にすべきは言うまでもなく「無償の支援者」です。この「無償の支援者」の数を増やし、その支援欲求度を高めることでアイドルの成長、飛躍が実現し、輝けるアイドルが誕生します。

 

  

 

 

 

 

 

 

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