AKB48グループが自滅していく!!

AKB48グループが自滅していく!! ⑨

原因は、驚くほど未熟な「事業経営力」です。

宮脇咲良さんが潰されます!!

 

指原さん、渡辺麻友さんの後のトップアイドル候補は、松井珠理奈さん、山本彩さんが有力でしょう。しかし残念ながら、お二人はAKB48グループ、トップアイドルとして相応しくない気がします。実力、実績、人気とも申し分ないのになぜでしょうか。

一つ目の理由は、アイドルとしてのピークが過ぎ去っており、新鮮味、期待感が持てないことです。現時点で指原、渡辺両名が東西の横綱とした場合、松井、山本両名は東西の大関としての役割しかなく、指原、渡辺両名が引退した後を襲って横綱になっても何の感動も持てないでしょう。

 

二つ目の理由は、松井さんはSKE、山本さんはNMBの「ドン」のような存在で、卒業も視野に入ってきた現在、それぞれの所属グループに専念すべきです。両グループとも「ドン」の影響力が強すぎて、後進が育っていません。

 

三つ目の理由は、松井さん、山本さんのアイドル像は、例えれば「大島優子」さんタイプです。

“運動神経が良く、よってダンスの切れも良く、体育会系ののりで、女性の可愛らしさを前面に出すのを躊躇し、愚痴や弱音を吐くのが苦手で、主張や行動方針が比較的はっきりしている” こんなイメージでしょうか。

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今、多くのファンが待ち望んでいるトップアイドルのイメージは「大島さん」タイプではなく、「前田さん」タイプだと思われます。

“女性的で、やさしそうで、運動は苦手、人付き合いも下手で行動は控えめ、でも芯は強く、自分が大事にしているものは曲げない”

そして特に大切なのが、「可愛げ・はかなげ」の風情が、時に強く、時にうっすら表出されることです。これは無意識に表情、もの腰に現れるので、真似することも演技することもできません。天性のものです。

そしてもう一つ、前田さんには「みんなを幸せにする笑顔」という最強の武器がありました。いまだにあの笑顔を超えるものはなく、唯一無二の笑顔かもしれません。

 

今のAKB48グループは衰退期に入っており、多くのファンはそのことを理解していて、強い焦燥感を持っています。新しいトップアイドルを渇望しているのですが、それは「包み込むようなやさしさと芯の強さ」を持ち、「可愛げとはかなげ」の風情が漂うメンバーです。

繰り返しますが、前田さんタイプのメンバーです。

それでは、AKB48グループの中で、前田さんタイプに最も近いのは誰でしょうか。

それは「宮脇咲良」さんです。

なぜ宮脇さんなのか。

 

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宮脇さんと前田さんには、重要な共通点があります。

それは、「天然素材の良さ」です。

 

「天然」とは何でしょうか。大辞林 第三版によると、

①自然のままであること

②本来の姿であること

③意図しないでそうなること   とあり、

素材は、「素質、可能性」と置き換えられます。

 

アイドルとしての天然素材とは、

①アイドルが生まれ、育った環境の特徴を残している  →地域性を利点にする

②自分の考え方、価値観を持ち、他者の影響を受けない →独自性を発揮する

③アイドルが好きで、その活動に専念し、楽しんでいる →好きなことに没頭する

 

東京の外見の華やかさ、芸能界の偽りの輝きに憧れ、薄っぺらい人間関係、お調子者のごますり等に喜び、満足しているアイドルの人達、実はかなりいるのではないでしょうか。AKB48グループの主力メンバーや、期待されている若手メンバーの中にも散見されます。

 

 

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前田さんと宮脇さんの共通性は、総選挙のときのスピーチにも表れています。

前田さんは、2011年総選挙で1位になった時、

「私のことが嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」という血を吐くような魂の叫びを発しました。

これは、AKB48を背負ってきた前田さんが、「自分の役割をすべて果たした」というファンに向けての密かな決別の言葉だったのではないかと思います。

そして、翌年卒業します。

 

宮脇さんは、2015年総選挙でAKB48を壊したい」と発言しました。刺激的で誤解、曲解を生みやすい言葉です。この時、宮脇さんは7位ですからこの言葉はやや僭越だと思います。多くの人はそう思ったのではないでしょうか。

 

しかし、前田さんの場合の「惜別の辞」に対して、宮脇さんの“壊したい”は「挑戦の意志」で、先を見ており、そこに意味があります。

 

黙っていればいいものを、損得を超えて僭越な言葉を発してしまった宮脇さんだからこそ、自分達で新たな道を切り開きたいという若者らしい純粋さを信用できるし、期待しているのです。

これまで、誰がこんなリスキーなことを公式の場で発言しましたか。

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宮脇さんは5年経過した今でも濁りがなく、都会の悪弊に染まった様子が見られません。天然素材の良さを十分に残しています。

 鹿児島県民の「独立独歩の生き方」、「質実剛健の気風」、「飾らない素直さ」などのDNAが宮脇さんの中で、脈々と息づいており、今のアイドル活動に十分生かされているように感じられます。

 

しかし、今後はどうでしょうか。

宮脇さんの立場が非常に中途半端で、本人が目標や方向性を見失うんではないかと危惧します。

まず、2014年以降コンサート以外ではほとんどHKTメンバーとして活動できていない。HKTの主力メンバーとして何の貢献もできていないため、気後れ、後ろめたさを感じて自然と心の中に壁ができて、孤立感を味わっているのではないでしょうか。

 

次にAKB48の兼任ですが、2016年、チームAの新公演が始まりました。多くのファンが期待していたのに、出演できたのは初日だけです。いろいろ理由はあるでしょう。  しかし、久しぶりの新公演、年間1回しか出演できていない状況はやはりおかしいです。 

チームAメンバーとの絆も深まらず、ここでも焦燥感と孤立感を味わうことになります。何のための兼任でしょうか。

 

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HKTにもAKBにも居場所が無い状態、宮脇さんの心中いかばかりでしょうか。

 いつ、心のつっかい棒が外れてもおかしくありません。

秋元さん、早く咲良さんの立場、役割をはっきりさせてください。

AKB48のセンターに固定してください。エースとしての自覚を促してください。

弱い野球チームはエースが決まらず、4番打者は日替わり、スターティングメンバーも固定できません。

今のAKBは正に、この状態に陥っています。

 

AKB48再生のために、

宮脇咲良さんを中心にオリジナルメンバーだけで選抜チームを編成する。宮脇さんも完全移籍です。彼女も今年で19歳。今やらないと時間切れになります。

最後に新たなAKB48の選抜メンバー候補を独断で掲げます。

宮脇咲良(19)渡辺麻友(23)、柏木由紀(26)、

横山由依(25)、岡田奈々(20)、武藤十夢(23)、

向井地美音(19)、高橋朱里(20)、小嶋真子(20)、

加藤玲奈(20)、村山彩希(20)、谷口めぐ(19)、

川本紗矢(19)、市川愛美(18)、倉野尾成美(17)、

小栗有以(16)

  

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AKB48グループが自滅していく!!

AKB48グループが自滅していく!! ⑧

原因は、驚くほど未熟な「事業経営力」です。

 

 夢や目標を持てないAKB48 !! 末期症状。

 

3月4日、「AKB48速報」に「AKB総監督・横山由依が危惧する次世代メンバーの野心のなさ」という記事が載っていました。

記事に信憑性があると仮定して要約すると、

“女優や歌手などの夢を描いていない。現状に満足しているため、ドラマ出演を拒否したり、グラビア撮影を嫌がるメンバーがいる。

「私はセンターになる器じゃない」と謙虚すぎる子が多く、次世代メンバーの知名度が上がらない一因にもなっている。”

と書かれています。

この文章の中には、AKB48が自滅していく主要因が隠れています。

それは、「採用、育成、活用、評価の人事サイクル」がいまだに構築されていないことです。

経験を積んでパフォーマンス力が上がっているのはほんの一握りのメンバーだけで、ほとんどの人は歌もダンスも上達していません。逆にどんどん下手になっていく人もかなり見られます。本気で育成していないからです。

 

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それでは順に見ていきますが、まず採用面です。

アイドル志望者は、下記三つのタイプに分類されます。

一つ目は、アイドルが好きで、アイドル活動そのものを楽しもうとしている人。

二つ目は、役者や歌手、声優等を目指し、アイドル活動は修行の場と考えている人。

三つ目は、「アイドルごっこ」をしたい人

まず採用段階で、三つ目を排除しておく必要がありますが、今現在かなり紛れ込んでいるのではないでしようか。見抜く眼力大丈夫ですか。

一つ目、二つ目のタイプは、素質と本気度の見極めが重要です。 

 

次に育成面です。

素質を開花させ、技能向上のための実践的な支援体制の整備・強化が急務です。テーマ別に講師、カリキュラムを準備し、年間通して受講できるような「タレント予備校」の創設など新たな取り組みが必要です。

今の使い捨てのような環境では、ほんの一握りの人を除いて、ほとんどは夢破れ、目標を見失い、失意の中で辞めていくことになるか、横山さんが嘆くような「意欲も危機感もない」と言われような人が増えていきます。

AKB48グループでは、途中で辞めることを「卒業」と言っていますが、正確には「挫折しての中退」です。

 

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活用面は、もっと問題がありそうです。

人気も実力もあれば推されても違和感はありませんが、

①人気はあるが、実力が不足

②人気はないが、実力は十分

この二つのケースでの対応を誤ると愚痴や不満が各所から滲み出し、放置すると嫌悪感、不信感を醸成します。これは、メンバーのやる気を殺ぎ、ファンの熱を冷まし、AKB48離れを引き起こします。(もう起きてますね)

運営サイドは、①の「人気はあるが実力不足」のメンバーを重用しがちです。事業収益面を考えるとやむを得ないのでしょうが、人材育成の観点からは間違った判断です。 現在の事業環境では、収益の維持と人材育成は両立せず、「二兎を追うもの一兎も得ず」です。AKB48人気メンバーが払底した今こそ、②の「人気はないが実力十分」な若手を抜擢し、経験を積ませ、人気メンバーに育て上げることが必要です。まだ間に合います。

 

最後に評価面ですが、これは極めて単純で「信賞必罰」を徹底することです。

スキャンダルの放置など言語道断で、ファンの信頼を裏切り、絆を自ら断ち切るような愚行で、アイドルビジネスの掟破りです。

 

 

 

 

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多くのファンは裕福ではありません。そんな彼らが物心両面でアイドルを全力で応援している中、隠れて恋愛しているアイドルとそれを見逃す運営責任者、法的に問題なくても道義的には犯罪と同じですよ。

時々「年頃の女性が恋愛禁止というのは酷では・・・」と無知で無責任な発言をする人がいますが、アイドルビジネスは、恋愛禁止が前提で成立していることを理解すべきです。

事業が成功すると原点を忘れがちです。

 

このように運営責任者の『不作為の過失』から生じている事態を、現場の横山さんが危惧せざるを得ない状況、何ともやりきれないですね。

秋元さん、しっかりしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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AKB48グループが自滅していく!!

AKB48グループが自滅していく!! ⑦

原因は、驚くほど未熟な「事業経営力」です。

 

トップアイドル指原莉乃は、「破天荒」!?

「破天荒」とは、悪者、乱暴者等否定的な解釈をしている方が多いようです。正しくは、前人未到の境地を切り開き、その頂に立つような行為のことだそうです。

 AKB48の生みの親、秋元さんの最大の功績は、「破天荒アイドル 指原莉乃」さんを世に送り出したこと。

まさに「予定非調和」の最たるものです。

 

 現役アイドル、タレント活動、HKT48の支配人、STU48の支配人、声優アイドルプロデュースと獅子奮迅の働きを見せる指原さんですが、それでは指原さんはどこが破天荒なのでしょうか。まず彼女の特徴をみていきます。

 

最大の特徴は、

ご本人が「熱狂的なアイドルファン」だということ。

自分が最も好きなことを職業にしているので、その仕事に没頭でき、辛いことがあっても乗り切る勇気が自然と湧いてくるし、苦手なことも克服できます。

又、自分もアイドル好きなので、ファンの心の中が手に取るようにわかります。

 

 

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ファンが何を求め、何を不満に思い、どのような気持ちで応援しているのか、自分の心の中を覗けば、ヒントや答えが即座に見つかります。

 指原さんのパフォーマンス力、トーク力、バラエティ対応力等すべてファンが満足する方向、内容に収斂しています。ほとんどのアイドルは、自分が好きで、自分に酔ってしまい、ファンの満足はあまり考えていません。これらの人達は「アイドルごっこ」をしているだけで、まったく魅力がありません。

「ファンのために・・・」を本気で実行している指原さんですが、象徴的な言葉が彼女の「逆転力」という本の中に出てきます。

「観客だった頃の自分を忘れない」・・・・・

「現場に来てくれたひとりひとりがそれぞれ、お金を出して来ている、会社を休んで来ている、部活を休んで来ている。アイドルオタクだった昔の私がそうだったから、そのことがよく分かるんです。分かるからこそ、私は自分の現場で頑張ろうと思えるんですよ」と書いています。

 

この文の中には、ファンの皆さんへの愛情と感謝の気持ちが溢れています。

ファンの気持ちを理解し、感謝の気持ちを常に持つ 

当たり前のことのようですが、これがなかなかできない。

24万票超えの獲得票数で、ライバルを圧倒的して総選挙を連覇した指原さんの力の源です。

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アイドルとファンが、「理解・共感・信頼」の絆で結ばれたアイドル界初のケース、「破天荒」です。

 

次に特徴的なのは、「タレント力」です。

眞邉明人氏は「タレント力」という著書の中で、「タレント力とは、自分と他人の違いを明確に演出する究極の自己プレゼンテーション能力であり、コミュニケーション能力」と定義づけています。

指原さんはアイドル界のみならず、同世代の中でも群を抜いたタレント力を持っていますが、彼女の凄いところは持って生まれた能力を最大限に発揮するために、日々努力を続けているところです。

特に、「目配り・気配り・心配り」の細やかさ、的確さは素晴らしいものがあり、トップアイドルになるべくしてなっています。

 

三つ目は、「リスクを恐れない実行力(挑戦力)」です。

「逆転力」の中でこう言っています。

「やるかやらないかなら、やる・・・・・」

「その仕事をやって自分の評価が下がるのと、やらないで自分の評価が下がるの。どっちが最低最悪かと言えば、やらないで下がるほうじゃないですか。」

と明快に語っています。

 

 

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自分にとってリスクがあっても必要があれば実行する、挑戦する、これはとんでもなく難しいことですが、指原さんは励行しています。

 

四つ目に、「柔軟な発想」をあげておきます。

前例、慣習、しきたり等にあまりこだわらない柔軟さも指原さんの魅力です。

 

最後に、「逆転力」の中で「好感度貯金」と言う言葉が出てきますが、面白い発想です。

その中で、指原さんは「挨拶が重要」だと言っています。

「どんなに疲れていても、できるだけ笑顔でする。できるだけ相手の目を見て、しっかりとする。」

「疲れていると、イライラしちゃったり、挨拶する気力がなくなったりする。そういう時に『好感度貯金』のことを思い出して、頑張るんです。『ここで貯金を崩さず、貯めよう!』って。」

芸能界で挨拶が重要だとは誰もが知っています。しかしそれを「好感度貯金」のようにモチベーションにまで高めるところが非凡なところです。 

このように、指原さんはトップアイドルに必要な要素をほとんど持っています。

彼女を研究することで、AKB48グループの自滅を止めることができるかもしれません。時間はあまり残っていませんがまだ間に合います。 

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AKB48グループが自滅していく!!

AKB48グループが自滅していく!! ⑥

原因は、驚くほど未熟な「事業経営力」です。

 

アイドルを育て、支える「無償の支援者」!!

 応援しているアイドルの成長、飛躍を自分の喜びとする人達のことです。

アイドルが戦っているとき、この人達も共に戦っています。言わば戦友なのです。

総選挙の時に大量投票するのは、この人達です。トップアイドル達は多数の「無償の支援者」に支えられています。

彼らは、自分が支援するアイドルをどの観点、基準で選ぶのでしょうか。

 

            《必要条件》     十分条件

【アイドル力】

1.外見      可愛い、お洒落、声、スタイルが良い    清楚感、素朴感

2.パフォーマンス    標準的な歌唱力、ダンス力、トーク力   笑顔、常に全力、個性

3.ファンサービス    標準的な対応             やさしさ、配慮

人間力

4.向上心     明確な目標・方針           人一倍努力する姿勢・行動

5.誠実さ     嘘をつかない、ごまかさない      本音で語る

6.忍耐心     我慢強い               反転攻勢に出る力、闘争心

【ドラマ性】

7.特異な経験   日常的な些細なトラブル、喧嘩     いじめられる、引きこもる

8.失敗経験    笑って済ませられる失敗        浅いが傷つけ傷つけられる

9.不幸・不遇感  ありがちな不平不満          家族、友人との諍い、孤独

 

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アイドル力、人間力、ドラマ性の各要素を必要条件、十分条件に分けて整理してみました。

「仮想恋愛」目的のファンはほとんど「アイドルの外見」で判断します。表層的な魅力を追求するこのタイプの人達は、派手な言動が多いので「物心両面で熱烈に応援してくれる心強い味方」と錯覚しがちです。

彼らは、握手会参加や写真集購入等は積極的です。仮想恋愛欲求が満たされるからです。しかし、総選挙では一票しか入れてくれません。仮想恋愛対象メンバーの成長、飛躍には関心がないからです。非常に利己的のようですが、ファン心理の一端をよく表していると思います。

 

トップアイドルを目指す人達が獲得すべきは「無償の支援者」達です。

この人達は、前記の十分条件を重視します。

そのポイントをまとめると下記のようになります。

 

●笑顔を絶やさず、常に全力で活動するパワフルさと、 優しさを兼ね備えたアイドル

●目標に向かって120%努力し、ファンには本音で語りかける真摯なアイドル

●厳しい競争環境の中、孤独や寂しさに耐え、時に困難と闘う芯の強いアイドル

 

 

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かなりハードルが高くなってしまいました。これらをすべて備えているアイドルはいませんが近い人はいます。  指原莉乃さん、渡辺麻友さんです。

そして、期待される若手の中では、岡田奈々さんが最有力です。パフォーマンススキルもかなり高いので、運営責任者の方、大事に且つ厳しく育てていただきたいと思います。

現在、若手でトップを走っているのは宮脇咲良さんですが、残念ながら「無償の支援者」の比率が低いのでトップ争いが厳しくなってきています。

2015年選抜総選挙獲得票数が81,422票、2016年が78,279票で3,100票減。前年割れとは由々しき事態です。

宮脇さんの場合、アイドル力はトップクラスですが、

 

「内面の葛藤をホンネで語りかけていない」

「目標に向かって闘う姿勢を見せていない」

 

など、人間としての生きざまの伝え方が不十分な点、これが弱みとなっています。

トップアイドル十分条件を満たすキーワードは

「可愛げ」 「努力」 「闘争心」

上記3要素は、すべて人間性に関係します。「無償の支援者」の皆さんは、アイドルの長所、短所含めた人間的魅力に共感し、支援活動を続けています。

 

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 何度も言いますが、アイドルの人間性への理解と共感』こそが「無償の支援者」たちの支援動機となっています。そして彼らの支援なくしてトップアイドルの地位にたどり着くことはできません。

 

可愛い、きれい、おしゃれ、スタイルなど外面ばかりに気をとられ、内面の成長、人間性を磨くことをを疎かにしているアイドルの皆さん、先行き暗いですよ。

トップアイドルと「無償の支援者」は「共感と信頼」という絆で固く結ばれています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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AKB48グループが自滅していく!!

 AKB48グループが自滅していく!! ⑤

原因は、驚くほど未熟な「事業経営力」です。

 

戦略なき奇策は、組織の自壊作用を生む!!

 

戦略なき奇策が相変わらず進行していますね。気になった点が二つ。

一つ目は、卒業予定者の新曲のセンター起用。高橋さん、島崎さん、そして小嶋さんと続いています。言わば、武装解除した人を戦闘の前線に立たせる、あるいは予備役軍人を戦闘集団の中心に据えるようなもの。戦闘力の低下を招くのみで、この意図がまったくわかりません。

島崎さんも小嶋さんもこの半年から一年の間、アイドル活動に真剣に取り組んでいたとは到底思えません。こんな人達をなんで新曲のセンターに起用するのか、判断力を疑います。2012年以降潮目が変わって人気は下降中です。AKB48グループの新たな挑戦をファンは期待し、応援したいのです。

もし、功労者としての温情措置ならば、アイドル事業を嘗めているし、ファンやメンバーを馬鹿にしていますね。真剣勝負の現場に温情など持ち込んだら組織は自壊します。

二つ目は、「坂道AKB」なるものが登場するようですが、この気持ちの悪いものは何ですか。お得意の思いつき企画ですか。いや、「奇画」ですね。

                                                                   

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「坂道AKB」という発想は、戦略の転換、変更を内外に周知して初めて成立するものです。戦略視点なくして小手先で実施すれば、両者の独自性、存在理由が消失します。

AKB48グループは「個性(美)」、乃木坂46欅坂46は「様式(美)」を追求しているものとばかり思っていました。この二つは混じりあいません。

ファンの一人として、このような迷走は見たくありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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AKB48グループが自滅していく!!

 

AKB48Gが自滅していく!! その④

原因は、驚くほど未熟な「事業経営力」です。

 

秋元総合プロデューサー殿 限界です!!

 「功成り名遂げて身引くは天の道なり」

 

秋元さん最近冴えないですね。あなたのアイドルプロデュース事業が成功したからです。そして、下り坂にさしかかっているからです。

原因は、事業統括管理の弱体化。未熟な事業経営力の成せる業。

 

AKB48は、2012年がピークと前に書きました。そして3年後の2015年12月に10周年を迎えました。いよいよ第二章の始まりです。ファンの多くは新しい挑戦が始まるものと期待しました。しかし、わくわくするようなことは起こりませんでした。

 

秋元さん、怠慢でしたね。それともアイディア枯渇しましたか。情熱が失せましたか。多くの心あるファンは大変失望しました。

最近の秋元さんの言動からは「カリスマ性」が感じられません。情熱、意欲も感じません。仕事流していませんか。

 

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秋元さんの本来の仕事は、「アイドル事業統括責任者」ですよね。絶対権限と全責任を背負って事業を遂行する職務です。浮き沈みの激しい芸能界で、よもやお役人のような会議体で物事を決めていくような仕組みに切り替えたわけではありませんよね。

 

カリスマ性が希薄化したことでの弊害として、

①「事業統制」がとれなくなっている

AKB48グループ全体の「戦略ビジョン」が見えない

③わくわくするような「事業アイディア」が生まれない

 

事業統制がとれなくなると遠心力が働き、事業関係者間で、自分の利益や思惑、都合を優先するようになります。この結果がどうなるかわかりますよね。

ビジネスにおいては、禁忌とされる事態が出来します。例えば、金銭面での不祥事、スキャンダルの放置、不適切な人事、サボタージュの放置等、事業経営の破綻をもたらす事象が頻発します。秋元さん、心当たりありませんか。

 

 二つ目の「戦略ビジョンが見えない」ですが、AKB48及びAKB48グループの10年後の姿が浮かびません。「国民的アイドル」という菓子箱は手に入れましたが、中身はすべて食べてしまいました。今、中は空っぽです。箱はそのままで、中身を新しく生み出すのか、箱も中身も新しくするのか。

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AKB48(グループ)というビジネスモデルが手に入れる次の果実は何でしょうか。

 

三つ目の「事業アイディア」は、戦略ビジョンと不可分の関係で、戦略ビジョンがない今、どんなアイディアもその場凌ぎとなり、事業経営の悪化を加速させるだけとなります。

秋元さんに代わる「カリスマプロデューサー」を立てるか、意思決定システムを新たに創設するか、道は二つに一つです。

いや、もう一つありますね。AKB48グループ内からプロデューサーを思い切って抜擢し、秋元さんが後見する、という方法。リスクは大きいですが、夢も大きいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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AKB48グループが自滅していく!!

AKB48Gが自滅していく!! その③

原因は、驚くほど未熟な「事業経営力」です。

 

輝きを失ったアイドル達!!

 

AKB48グループのメンバー達がどんどん輝きを失っているようです。

劇場公演、握手会、テレビ番組収録等ルーティンワークを無難にこなしているだけで、見ている側には「わくわく感」がありません。どうしたんでしょうか。

何のために、誰のためにアイドル活動をしているのか、わからなくなっているように見えます。一度原点に返ってみましょう。

アイドル活動は「ファンの応援」なくして成立しません。ファンの応援あってアイドルは輝き、輝くアイドルを見てファンが増える。それでは、最初にファンは応援するアイドルをどう決めるのでしょうか。

アイドルファンは様々ですが、大別して二つ。

 

一つ目は「仮想恋愛」目的のファン。

主に「容姿」、「ふるまい」が自分の好みに合う人を推します。このタイプのファンは、自分のためにアイドルを応援するので、冷めやすく、長続きしません。

 

 

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二つ目は、「パトロネージュ」目的のファン。相手の成長、飛躍を自分の喜びとする無償に近い「支援者」です。一般的には「パトロン」と呼ばれますが、良い意味で使われないこともあるので、ここでは「無償の支援者」と呼びます。

「無償の支援者」は、アイドルの言動、生きざまなどが自らの琴線(心の奥底の真情)に触れたとき、感動、共感し、それが支援のきっかけとなります。

「無償の支援者」の「琴線に触れる」とは概ね次のようだと考えられます。

困難な目標に向かって「120%」の努力を続けている人。

 

簡単に書きましたが、これはとてつもなく大変なことです。120%とは、死に物狂いということです。しかも、続けているんです。半端な気持ちではできません。

但し、これは、質やレベルの高低は関係ありません。歌やダンスが上手い下手ではなく、ぶれずに必死に努力している姿、プロセスが感動、共感を生みます。

 

「無償の支援者」は、がんばっている自らの姿と重ね合わせたり、自らが出来ないことを実践しているアイドルの真摯な姿に感動し、共感します。ここがとても重要です。

よく、自分が推しているメンバーのライバルを中傷誹謗しているファンがいますが、言語道断です。とても見苦しいです。どうかファンをやめてください。

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話を戻します。輝かないアイドルとは、

①目標を見失い、惰性で活動している人   

→やめ時を探っている、やめるのも不安

②目標は持っているが、80%の努力を最大と思っている人→努力不足なのに不満、不遇感を強く持つ

③自分勝手な言動を、個性と勘違いしている人

→「塩対応」はただの我儘

④顔、スタイルに過剰な自信を持っている人 

→推し変されやすい、「無償の支援者」の関心外

 

それでは、輝くためにはどうすれば良いのか。アイドルの魅力とは・・・・・。

 

アイドル魅力度=アイドル力×人間力×ドラマ性

■アイドル力=好意・好感醸成

容姿、パフォーマンススキル、表情・しぐさの可愛げ、 ファンサービス力

人間力  =共感・信頼感醸成

向上心、努力する姿勢・行動、誠実、忍耐心、闘争心

■ドラマ性 =感動、支援欲求の高揚

特異な経験・生きざま、強い信念・主張、引かない程度の不幸、不遇感

 

 

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トップアイドルの共通項は、

人間力」が高く、「ドラマ性」が顕著なことと、

支援欲求の強い、多数の「無償の支援者」に支えられてい

ることです。

 

指原さんと渡辺麻友さんが典型です。その他にもAKBの岡田奈々さん、向井地さん、SKEの須田さん、HKTの兒玉さんが該当します。

宮脇咲良さんは人間力とドラマ性が表に出ないので感動と共感のボルテージが上がらず、「無償の支援者」の支援欲求が高まらないのが2016年総選挙での足踏みにつながっています。1位を狙うのであれば、早急な軌道修正が必要です。

 

一人のアイドルには、「仮想恋愛」目的のファンと「無償の支援者」が並存していますが、大切にすべきは言うまでもなく「無償の支援者」です。この「無償の支援者」の数を増やし、その支援欲求度を高めることでアイドルの成長、飛躍が実現し、輝けるアイドルが誕生します。

 

  

 

 

 

 

 

 

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